造作家具にリノリウムシートを表面材として使用した施工例

リノリウムとは、ジュート・コルク・木粉・亜麻仁油・石灰岩・松樹脂に色素で着色した建築素材で、90%以上が天然由来の材料が使われている、エコ素材です。

 

本来は医療施設やスポーツ施設などの床工事に多く使われている素材ですが最近、店舗・オフィスなどの特注家具工事の仕上素材として、利用される機会が増えてきております。天然素材という事もあり、Pタイルなどの樹脂系の床材より表面にキズが付きやすく床工事業者さんも施工をされているところは少ないと聞いております。ましてや小さい面積で立体的な店舗什器やオフィス造作家具に施工するというと床工事業者さんには益々敬遠されるようです。そこでお客さんである内装工事の施工管理士さんが、当社で施工してくれないか?と依頼されました。お客様のご要望に応えるべく、サンプルを取り寄せて実際に試してみました。メラミンを貼る要領にてゴム系速乾ボンドで圧着、

トリーマ―で目地を払っていく施工方法で造作家具を完成させました。

リノリウムで家具施工
リノリウムを造作家具に施工

当社は顧客の多様な要望に応えるべく、木工経験者を中心とした営業窓口と自社工場にて進捗を確認しながら施工するのでお客様さまも安心のようです。木工家具はもちろんのこと、異種素材であるリノリウム・スチール・ガラスなど含めた一貫生産体制にて家具専門工事業者として、お客さまに「対応品質」をお届けいたします。いつもの依頼されている協力業者さんで対応不可な場合など、お気軽にご連絡ください。

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betchu-kagu